[Home(index)へ戻る]  Category : 参考資料  1

参考資料

ニシオジロビタキとオジロビタキの識別点

Category : 《参考》

種別 ニシオジ口ビタキ
漢字表記 : 西尾白鶲
学名 : Ficedula parva (Bechstein, 1792)
英名 : Red-breasted Flycatcher
オジ口ビタキ
漢字表記 : 西尾白鶲
学名 : Ficedula albicilla (Pallas, 1811)
英名 : Taiga Flycatcer
下嘴は基部側が肉色、先端が黒い。
オジロビタキほど頑丈に見えない。
下嘴がほぼすべて黒い個体もいる。
上下嘴とも黒い。太く頑丈に見える。
下嘴の基部がわずかに肉色の個体もいる。
上尾筒 最長上尾筒は暗褐色。
黒い個体もいる。
漆黒色(jet black)で、普通、中央尾羽よりも黒い。
中央尾羽と同程度の個体もいる (春の摩耗した個体は特に注意)。
雄成鳥の喉・胸 喉に赤橙色のパッチがあり、胸までおよぶのが普通。
胸の中央に灰色部がない。
喉の赤橙色パッチは小さく、上胸までしか至らない。
パッチ下側に灰色の胸帯がある。
胸帯の下側に赤橙色斑がある個体が稀にいる。
第1回冬羽・雌成鳥の体下面 胸・脇は一様に暖かみのあるパフ色。
喉はやや淡く、淡バフ色。
雌成鳥は春に白っぽくなる。
胸・上腹はバフ色味が乏しく、灰色か灰褐色。
喉は白く抜けたように見え、ルリビタキ雌タイプを思わせる。
第1回冬羽の大雨覆・三列風切羽先 スポット状にバフ色。
羽縁の模様は細い。
羽縁の模様は白っぽく、太い。
第1回夏羽になっても羽縁が残ることが多い。
第1回夏羽 大多数の雄が成鳥羽を獲得するのは第2回冬羽のため、ほとんどの個体は雌雄判別不可能。 雄第1回夏羽の頭の模様は雄成鳥に似て喉はすでに赤橙色のため、雌雄判別が容易。成鳥と比べ、幼羽が残る外側大雨覆に淡色の羽縁が残り、初列風切は摩耗・褪色し褐色味がある。
一度に5音程度からなる 「ジリリリリ」 または 「ビティティティ」 という声で、音を数えられる。
ただし個体や状態により声の速さは変わり、判断が難しいことがある。
ムジセッカに似た 「チャッ」 という声も出す。
ニシオジ口ビタキに似るが、 テンポが2倍程度速い。「drrrr」 と聞こえ、人の耳では音を数えることができない。10音程度からなる。
日本への渡来状況 数少ないが定期的な冬鳥として本州以南に渡来。春秋には日本各地を通過。
人を恐れない個体が多い。
数少ないが定期的な旅鳥として、春秋に主に日本海・東シナ海沿岸を通過。
冬季の記録は極めて稀。
落ち着きなく飛び回り、近距離で観察できない個体が多い。
繁殖地 ウラル山脈の西側 (主にヨーロッパ周辺)。 ウラル山脈の東側 (シベリア、カムチャッカなど)。
越冬地 インド・パキスタン周辺、アフリカ大陸北西部の一部および日本列島太平洋側 東南アジアおよびインド周辺。
日本で越冬する個体についての考察
以前は、ウラル山脈の向こう側からどのような経緯でこの極東の日本まで飛来するのか、そのメカニズムは解明されていませんでした。そんな遠くから渡ってくることなど考えられなかった為です。そんな中、「日本列島から割と近い地域で、ウラル山脈西側の個体群とは別の極東固有の個体群が存在するのでは?」 という大胆な仮説まで浮上した程ですが、結局、そのような個体群は発見されていません。

その一方で、ニシオジロビタキが長い距離の渡りをするということは以前から周知の事実でした。そんな観点から現在では、「長い距離の渡りをする野鳥ほど迷いやすい」 という仮説に信憑性が集まっている模様です。もちろん、ウラル山脈西側の個体と日本へ飛来した個体の身体的特徴が極めて酷似しているという点も後者の仮説を後押しすることとなっているようです。

ちなみに、ニシオジロビタキとオジロビタキは、ウラル山脈周辺で繁殖域が重なりますが、交雑は限定的のようです。
《出典 : 『BIRDER 05 2015 MAY』 (文一総合出版、2015) p.44をもとに加筆。》


++++++++
参考文献
「日本鳥類目録 改訂第7版」(日本鳥学会、2012)
『BIRDER 05 2015 MAY』(文一総合出版、2015)

[Home(index)へ戻る]  Category : 参考資料  1

等倍撮像について

常日頃、等倍鑑賞に耐え得る写真を心掛けておりますが、当サイトのボリューム(一応100GB程)の都合上、1枚200KB程度になるよう1440px×960pxまでリサイズし、さらに、HTMLのタグで960px×640pxのサイズで表示させています。
従いまして等倍撮像につきましては、GANREFやPHOTOHITOをご覧いただけると幸いです。
 
GANREF カメラ・レンズ情報を集約した機材データベース。写真SNSサービスも併設。
 
野鳥・春 季節の花々等を絡めた春っぽい光景のアルバムです。
野鳥・秋 秋の花々、木の実、紅葉などを絡めた秋っぽい光景のアルバムです。
野鳥・冬 冬の木の実、冬の花、雪などを絡めた冬っぽい光景のアルバムです。
 
キビタキ属(スズメ目ヒタキ科) キビタキ、オジロビタキ、ニシオジロビタキなど
サメビタキ属(スズメ目ヒタキ科) サメビタキ、コサメビタキ、エゾビタキ
ツグミ属(スズメ目ヒタキ科) ツグミ、シロハラ、アカハラなど
 
アトリ科(スズメ目) アトリ、オオマシコ、ベニマシコ、ハギマシコなど
ホオジロ科(スズメ目) ホオジロ、ホオアカ、アオジ、クロジなど
シジュウカラ科(スズメ目) シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、
カワガラス科(スズメ目) カワガラスのみ
キクイタダキ科(スズメ目) キクイタダキのみ
レンジャク科(スズメ目) キレンジャク・ヒレンジャク
 
上記以外のスズメ目の野鳥 ヒヨドリ、ムクドリ、メジロ、セキレイ、ウグイスなど
 
猛禽関連 タカ、フクロウなど
郭公関連 ツツドリなど
啄木鳥関連 アオゲラ・アカゲラ・コゲラなど
水辺の野鳥 カモ類、シギ類、サギ類ほか
その他の鳥類 ガビチョウ、カオグロガビチョウほか
 
FOTOHITO 人と写真をつなぐ場所
 
大抵のものは、アップロードしてある・・・・・・・、筈です(笑)。

[Home(index)へ戻る]  Category : 参考資料  1

当サイトについて

  • 野鳥の撮影記録です。
    目、科、属、撮影地の4項目でカテゴライズし、その種が初掲載の場合に限りライファー(Lifer)としています。
  • 内容的には、写真のみの掲載とし、状況、説明、言い訳などの情緒的な部分を省きました。
  • エントリ毎のタイトルの表記
      →野鳥名/撮影年月日
  • 使用目的
      →個人的なデータベース
  • 更新頻度
      →不定期
  • 機材 :
      EOS 6D
      EOS 60D
      PowerShot SX50 HS
    「機材は金で買えてもなw」 なんてことを言われないようにしたいものですね♪
  • 画像部分の背景色は、反射率18%のグレーの疑似色となる #808080 にしてあります。

目、科、属および撮影地



このブログのフィードを取得
Atom | RDF | RSS 2.0